ベトナムのテト(旧正月)

またまたご無沙汰しております。コスメパッケージ通信がパッタリ途絶えており、久しぶりの更新となりました。


さて本日は、ベトナムのテトについて。
テトとは旧正月の事で、旧暦の正月です。なぜ今回ベトナムについてなのか。それは、弊社が今春ベトナム合弁会社を立ち上げる事となり、今年は海外でも生産が可能になりますので、ベトナムを少しでも知ってもらえたらと思い書かせていただいています。


ベトナムは現在テト(旧正月)で、長期休暇に入っています。日本と比べ、法定休日が週1日、また祝日自体も年間6日(日本は15日)と休日が少ないベトナムにとって、長期休暇が取れる唯一のこの時期は、非常に重要なものになっています。
テトはとにかく1年間の総決算で、家具や家電、またはリフォームまでを済ませてしまうといったように、消費も活発です。日本でいう年度末みたいなものでしょうか。
テトの過ごし方も、実家に帰省しなんと初詣に行きお年玉をあげたりと、日本に似た部分も多々あります。日系企業では、日本人上司が社員一人ひとりにお年玉を準備するところもあるそうです。ポチ袋が大変ですね。
会社でもテト賞与なるものを支給し、忘年会を行なったりと、ここでも日本に似通ったことを行なうそうです。休暇は5〜9連休ですが、前後2週間程度は完全にお祭りモードで仕事にならず、実質休暇のようなものです。


また、経営者にとっての悩みの種が、このテト休暇明けの従業員の大量退職だそうです。
酷いところは、1/3程度が戻ってこないということも…。日系企業はここまで酷くないとの事ですが、給与が安いところでは、条件のより良いところへ転職したり、バス・列車のチケットが購入できないので帰れないといった理由で退職するケースもあるとの事。


弊社の提携先の印刷会社は、地場でやってるので大量退職はないとの事ですが、ベトナム全体としては景気自体が良く、外資がどんどん参入しており、今後のパッケージの海外生産が非常に楽しみです。


また、当ブログでベトナムを紹介できればと思っています。次回ベトナムを紹介する際は、私自身が現地からレポートできればと思っています。そのためには海外生産の仕事を取ってこないといけませんが…。
当然、立ち会い生産含む現地視察も可能ですよ。